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冬のサーフィンも超快適!冬こそ海に通うべき5つの理由とおすすめ防寒対策

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気がつけば今年もあっという間に12月。日の出も遅くなり、ふとんから抜け出す気力も萎えてどんどん海から足が遠のいていく、なんてサーファーも結構いるんじゃないでしょうか。

確かに海といえばやっぱり夏!

トランクス1枚で波乗りできるってサイコーですよね~。

 

でもここで敢えて声を大にして言いたい。

「冬のサーフィンって、実はいいこといっぱいあるんすよ。」

 

ということで、今回は冬のサーフィンの魅力について独断と偏見で熱っぽく語らせていただきたいと思います。それだけでは申し訳ないので、冬でも快適にサーフィンするための寒さ対策についても少しお話しを・・・。

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冬こそサーフィンすべき5つの理由

人が少ない→いい波にガンガン乗れる

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まずは何と言っても、いい波にたくさん乗れるということ。夏はどのポイントも混雑しますが、寒くなるにつれて目立って人が減ってきます。人が減っていい波に乗れる確率がグンと上がるので、冬を通してしっかり練習すれば、翌年の夏には見違えるようにレベルアップすることも夢ではありません。

日本のようにサーファー人口密度が高い国では、夏の混雑した海でストレスフルにサーフィンするより、人が少なく快適にサーフィンできる冬こそ、純粋に波乗りを楽しめるシーズンと言えるでしょう。

波がいい

good-wave地域によって少し事情が変わってきますが、冬は西高東低の気圧配置がバッチリ決まることが多く、千葉以北の東海岸には低気圧からコンスタントにうねりが届きます。また、風は気圧の高いところから低い方へ、つまり西から東へ吹きますので(地球の自転の影響で北西風になることが多い)、東~南向きのポイントでは安定的にサーフィンに適したオフショア~サイドオフになることが多いです。

冬の北千葉ではこんな波に出会えることもしばしば

冬の北千葉ではこんな波に出会えることもしばしば

一方、夏にはほとんど波のない日本海側では、冬が本格的なサーフシーズンとなります。大阪の実家に住んでいた学生時代は、よく真冬の丹後半島に通っていたことを思い出します。

日差しが弱い=日焼けによる肌へのダメージがすくない

sun-in-winter特に女性にとって気になるのが、日焼けによる肌のダメージですよね。海に入っているとすごく実感できるんですが、冬は太陽が低く日差しも弱いので、肌へのダメージを夏ほど心配しなくていいです。

ここで紹介するvertra(バートラ)は、The Skin Cancer Foundation(皮膚癌財団)が日焼け防止に有効だと認めたサーフィン専用の日焼け止めで、長時間海に入っていても落ちてこないので絶対日焼けをしたくないという人には激しくオススメです。

セミドライスーツ、グローブ、ブーツとサーフハットを装備し、vertraを顔に塗ってサーフィンすれば、この季節ほぼ日焼けの心配はありません。

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お湯の偉大さを知る

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アフターサーフの冷えきった体が一番欲しているもの。それは温かいお湯です。冬のお風呂は気持ちいいものですが、冬のサーフィン後に、お湯の本当の実力とその偉大さを思い知ることになるでしょう。失われた血が戻ってくると言いましょうか、死から生への帰還と言いましょうか、これはもう言葉で表現することはできないほどの幸福感です!

千葉のサーフポイント近くには、多くの旅館やホテルが点在していて日帰り湯を提供している宿が結構あります。1人数百円程度で入れるところが多いので、サーフィン帰りに立ち寄ってみるのもいいでしょう。

また、時間的余裕があれば1泊するのもオススメです。冬の海→温泉→ビール→温かい布団という、寒→暖→寒→暖のバイオリズムがあなたを至福の絶頂へと誘ってくれます。冬の外房は基本的にオフシーズンで部屋の空きも比較的多く、ネット予約をすると比較的安く泊まれるので狙い目ですよ。

南千葉のおすすめ宿

ちょいとお高めですが、サーフィン帰りに少し贅沢に家族で過ごす場合などにオススメの宿です。目の前にグランド下ポイントがあります。サーファー客歓迎のホテルなので、ウェットスーツやサーフボードを部屋に持ち込むことも可能です。ちなみに日帰り湯は大人1,500円、子供750円(いずれも税別)とこちらもややお高めの値段設定となっています。

 

冬の夕暮れの幻想的空間と一体になれる

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冬の海は空気が澄んでいて、それだけでもずいぶん気持ちがいいものですが、夕暮れ時は日が沈むにつれて、自分を取り囲む景色がオレンジピンクへと美しく幻想的に移り変わっていきます。これは冬独特の色合いの変化で、プカプカと波待ちしながらそんな自然空間と一体になれる時間がぼくは大好きです。

冬の七里ガ浜 

冬の七里ガ浜

 

冬のサーフィンのデメリット

ここまで冬こそサーフィンすべき理由について書いてきましたが、そのデメリットについても触れておきましょう。

寒い、冷たい

so-cold寒さと海水の冷たさが、サーファーを冬の海から遠ざける最大の理由になっていることは間違いありません。

とにかくベッドから出てしまう

寒い冬の朝は、ふとんの温もりが気持ちよくて、なかなかベッドから抜け出せませんよね。

やり始めるとやる気がでる

とにかく弱い自分に打ち克ち、ベッドから抜け出てサーフィンの準備を始めてしまうこと。準備さえ始めてしまえば、やる気の方が追いついてくるはず?

防寒対策を万全に!

詳しくは後述しますが、ウェットスーツや防寒グッズについて、確かな品質のものを正しく選ぶことで、冬でも快適にサーフィンすることができます。サーフィンを始めて今年で21年目になりますが、20年前と今では身につけているものの保温性能が全く違います。感動的なテクノロジーの進化です。たまに劣化したウェットスーツでサーフィンして凍えそうになっている人を見かけますが(友人にもいました)、サーフィンを楽しむはずが寒中修行をしているだけ、ということになっては本末転倒です。高価すぎるものを買う必要はありませんが、必要な投資はケチらず、最新テクノロジーの恩恵にあずかりましょう。

サーフィンできる時間が短い

surf-time冬は日の出が遅く日没が早いので、1日の中でサーフィンできる時間が短いです。ぼくは都内に住んでいて、よく通う千葉のポイントまでは車で大体2~3時間くらいかかります。

夏だと日中用事があっても午後一くらいまでに家を出発すれば、夕方2時間くらいサーフィンできますが、冬だと時間的に厳しくなってきます。

時間的な制約も、冬のサーフィンのデメリットと言えるでしょう。

 

正しい防寒対策で冬のサーフィンを楽しもう

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さて、ここまで冬サーフィンのいいところ、悪いところについて書いてきましたが、最大の難敵「寒さ」への対策について触れていきたいと思います。

昔と違い、最近はサーフィン用防寒具の性能がとても高くなっているので、間違ったウェットスーツや防寒グッズの選び方さえしなければ、冬でも快適にサーフィンができる時代になりました。ここでは、基本的な防寒装備と防寒グッズについてご紹介します。

(北千葉以南でのサーフィンを基準に書いていますので、その点ご了承ください。)

ウェットスーツ

体の大部分を覆うウェットスーツ選びは防寒対策の肝です。例えばノンジップセミドライタイプの場合だと9~10万円もする有名ブランドものを購入しなくとも、ハイクオリティなフルオーダースーツが4万円くらいからで手に入ります。冬用ウェットスーツの保温性能を最大限発揮するためにはフルオーダーが基本になりますので、オーダー料も踏まえて費用対効果の高いウェットスーツ選びを心がけましょう。もしよければ過去記事を参考に、ご自分に合ったものを探してみて下さい。

ネットオーダーするならエアロクイップは特にオススメです。(6mm×4.5mmのラバー素材も選べます。)

冬用サーフィンウェットスーツの『絶対失敗しない』選び方

ウェットスーツ選びで絶対に押さえておくべきこと

 

ブーツ

ブーツはできるだけ素足感覚に近いものを選ぶのがいいでしょう。足裏のラバー素材が分厚いものを選んでしまうと、靴を履いてサーフィンしているような感覚になってしまい、人によってはライディングの調子が狂ってしまいます(ぼくは完全にそのタイプです)。サーファーにとって足裏で波を感じる感覚はとても大切なので、素足感覚にちかいソックスタイプのブーツがおすすめです。

ぼくは履いても足裏感覚が鈍らないSURF8のサーフソックスを愛用しています。

 

グローブ

グローブは断然ロブスタータイプがおすすめです。以前はずっと5本指独立タイプのグローブを使っていましたが、5mmの分厚いものでも指先が冷えてしまっていました。ロブスタータイプは中指~小指部分が一体となっているため、体温の分散が抑えられ指先の冷えがかなり緩和されます。サーフィン中に5本の指を独立的に使うことはないので、保温性を考えるとロブスタータイプを選ばない理由はないでしょう。

 

ヘッドキャップ

北千葉以北でサーフィンする場合、ヘッドキャップの装着が必要になってきます。基本的には保温性の高いラバー素材のものを選ぶのが無難です。以前ジャージ素材のヘッドキャップを使っていたことがあるんですが、ドルフィンすると頭が割れそうになりました。形状も頭~耳までを覆うタイプや顔全体を覆うタイプなどがあるので、ご自分にあったものを探してみて下さい。

ちなみにぼくは真冬の北千葉でこれを使っています。遠赤外線起毛タイプで超あったかいです。ご参考まで。。

 

ポンチョ

冬のサーフィンで寒さが最もツラいのは、実は着替え時なんですね。特に海から上がった後、ウェットスーツを脱ぐ時の寒さには筆舌に尽くしがたいものがあります。濡れた体に冷たい風が吹きつけたときなんかは、体の芯から凍えあがってしまいますよね。この着替え時の寒さから身を守ってくれるのがポンチョ。ポンチョは脱着しやすいフルジップタイプを選ぶのが無難でしょう。

ただし注意しないといけないのは、ポンチョを使うと多少の防寒対策にはなるものの、真冬の屋外にバスローブ1枚でいるようなものなので、ホッカホカに暖かくなるわけではありません。

基本的に着替え時の数分間の寒さだけは、気合で耐えきるしかありません。どうしても耐えられないという人は、南千葉の花籠ポイントのように温水シャワーが完備されていて、屋内で着替えができるポイントでサーフィンするしかありません。ポイントを限定することで、波のいい所でサーフィンするチャンスが減ってしまいますが、「寒さとの決別」という意味では最後の手段になりうるでしょう。

その他の防寒グッズ

インナー

ウェットスーツの内側に着るインナーにもいろいろありますが、ぴったりサイズのウェットの内側に着ることで体が圧迫され、動きづらくなるため余りおすすめできません。しっかりした品質のウェットスーツを着ていれば寒がりな僕でもインナーなしで全く問題ないので、着るかどうかは慎重に考えた方がいいでしょう。

ホットジェル

ホットジェルを塗ると確かに塗った部分がポカポカ暖かくなってきますが、塗りすぎてしまうと熱いお風呂に入った時に大きな悲劇を味わうことになりますので、くれぐれも適量使用を心掛けて下さい。個人的にはそれほど必要とはおもっていません。

 

まとめ

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海には年中波があります。

ちょっと探せば、進化した防寒装備も手に入ります。

寒い季節でもずいぶん快適にサーフィンできる時代になりました。

楽しい冬のサーフィンライフを満喫しながら、きたる来年の夏に向けてさらなるレベルアップを図ってみてはいかがでしょうか?

 

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