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全てが最高。BOSE QuietControl30、クラストップレベルの音質と圧巻のノイズキャンセリング 

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発売以来、何かと話題のBOSE QuietControl 30。

ボーズ 製品としては初となるBluetooth対応インナーイヤー型ワイヤレスイヤホンということで前々から気にはなっていたんですが、イヤホンジャックのないiPhone7への機種変を機にとうとう購入してしまいました!

2年間愛用してきたQuietComfort 20からの買替えです。QC20のデキが非常に良かっただけに、そのアップデート機種にあたるQC30の実力も非常に気になるところ。

今回は、そんなQC30を2週間使ってみた使用感やNC性能、音質などについてレビューしてみたいと思います。

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外観と装着感レビュー

ネックバンドタイプのQC30には、QC20の後継機種というより独立した新シリーズといった雰囲気があります。実際に首にかけてみた感じ、首周りに余裕があって長時間装着していても圧迫感を感じることはありません(ぼくの首周りは40cmくらいです)。普段はYシャツ&ネクタイの上から装着して使うことが多いですが、装着感は至って快適。

使わない時はネックバンドを首にかけたままイヤホンを垂らせるのもいいです。耳から外したイヤーピースは、胸元上部あたりの位置にくるので邪魔になることもありません。ヘッドホンのような感覚で首にかけたまま、いろんな作業ができるのは地味にポイント高いです。

イヤーチップはQC20と同じ柔らかいシリコン素材の「StayHear+QC」で、耳にしっかりフィット、遮音性にも優れています。このボーズのStayHearチップは、装着時の安定感が高いので、ジョギングしながらの使用にも適しています。耳から外れそうになる不安感も全くありません。

購入時はデフォルトでMサイズのチップが装着されているので、使用前に付属のS・Lサイズも必ず試着して自分の耳に合うサイズを確認しておきましょう。耳に合わないサイズを選択してしまうと、ノイズキャンセリング機能を十分に享受できなくなってしまうのでご注意を。。

 

専用アプリ「Bose Connect」でワイヤレスコントロール

他のボーズのワイヤレス製品同様、QC30は専用アプリ「Bose Connect」から操作することができます。App StoreやGoogleプレイなどから無料で端末にダウンロード可能です。ここではQC30とiPhoneのペアリング方法や、Bose Connectの基本的な機能について簡単に紹介したいと思います。

ペアリング~「Bose Connect」の設定まで

まずはQC30をiPhoneとペアリング。Q30の右内側にある物理ボタンを長押してペアリング待ち状態すると、iPhone側の検索画面で「Bose QuietControl 30」という製品名が出てくるので選択します。これでペアリングは完了。QC30にはNFCペアリング機能もあるので、対応している端末であればワンタッチペアリングも可能です。

 

ダウンロードした「Bose Connect」を開くと上のような画面が現れます。インストラクションの指示どおりQC30の画像を画面下側にドラッグするとBluetooth接続が開始。(あらかじめ、iPhone側の設定でBluetooth接続をオンにしておくのを忘れないように。)

 

接続が完了すると、上の画像のようなアクセサリ選択画面になるので「Bose QuietControl 30」をタップします。

 

すると上のような製品名を入力するメニューが現れるので、任意の名称を入力。ここでは"minaZoo's QC30"と入力して「続行」ボタンを押します。日本語の入力も可能なので、QC30に自分の好きな名前をつけましょう。

これで設定は完了です。とても簡単ですね。

Bluetoothワイヤレス再生

2週間ほど使ってみた印象では、QC30のBluetooth接続品質は極めて良好と言えます。2時間程度の連続視聴を行った場合でも、接続が途切れることは今のところありません。Bluetoothの接続遅延についても問題なし。TEDや海外ドラマも遅延を感じることなく視聴できています。ワイヤードタイプのイヤホンとの感覚的な差はなし。Bluetoothの接続品質については当初、若干の心配がありましたが全くの杞憂でした。

それから、コードレスの快適さは想像していた以上に大きいです。コードの絡まりを気にしなくていい、iPhoneにコードを繋げる煩わしさがない、満員電車で他人にコードが絡まって引っ張られることがなくなった(←これ結構頻繁にありました)ことで、間違いなく通勤時のストレスが軽減されています。

QC20最大の欠点「コントロールモジュールの煩わしさ」から解放されたのも大きいです。

12段階の「可変ノイズキャンセリング機能」

QC30の目玉機能は何といっても、周囲のノイズレベルや使用環境に応じて12段階に調節できる可変ノイズキャンセリング(NC)機能です。「QuietComfort 20」から「QuietControl 30」へのネーミング変更の所以にもなっているところですね。

NCレベルは専用アプリ「Bose Connect」のノイズ調節スライダーを使って、スマホなどの端末から調整する方法と、右側ケーブルに付いているリモコンの物理ボタンで調整する方法があります。

下の画像がBose ConnectのNC調節スライダー。直感的な操作でNCレベルを調節することができます。

NCレベル1の状態。ノイズ低減効果はほとんど感じられない。

スライダー最上部あたりがNCレベル6。雑音が大きい環境ではこのレベルでもノイズがかなり低減されていることを実感できる。

スライダーを右下まで回し切ったNCレベルMAXの12。

これ、かなり使いやすいです。

スライダーをゆっくり回していくと明らかにノイズレベルが変わるポイントが12箇所あって、NCを段階的に調節できるようになっています。+/-ボタンタップじゃなく、スライダー操作でノイズレベルをコントロールするなんて何ともニクいじゃないですかw

操作している指がスライダーの円いライン上から外れても、ある程度ユーザーの意図を汲んで(意図した方向に)回ってくれるので、ストレスも感じません。

 

そして、こちらが右側ケーブルにあるリモコン。側面にある2つの小さなボタンがNC調節ボタンです。上側のボタンを押すとNCレベルが上がり(ノイズが小さくなる)、下側を押すとNCレベルが下がります(ノイズが大きくなる)。

今のところ、普段はBose Connectで現在のNCレベルを視覚的に確認しながら操作、満員電車などスマホ操作が難しい場面ではリモコンのボタンで調節するようにしています。この辺の使い分けを上手くできるようになると、ますますユーザビリティが向上していきそうですね。

その他の機能

一度、別の音楽再生アプリで曲をスタートさせてしまえば、その後はBose Connectで再生/停止や、曲送り/戻しの操作が可能。

 

同時に接続できる端末は2台まで。ペアリングした端末が表示されるので、使わない端末のスイッチはオフに。

 

ボーズのBluetooth製品を複数もっているのであれば、1台のプレーヤーで再生曲を共有できます。2台まで接続できるのでカップルで音楽を楽しむのにいいかも。

 

インナーイヤー型としては最高のノイズキャンセリング性能

さて、QC30を購入して2週間ほど、いろんなシチュエーションで消音効果を試してみましたので、気になるNC性能をレビューしてみたいと思います。

まずはラッシュアワーの地下鉄駅構内。消音効果をわかりやすく検証するため、"ひまわりの約束(アコースティックバージョン)"を聴いてみることに。雑踏の中で優しい歌声と、穏やかなアコースティックギター音源がどこまで聴こえるのか?

プラットフォームに電車が浸入。大きな車両の走行音とともに周辺の騒音レベルがMAXになる瞬間です。NC機能のない通常のイヤホンではボーカルの歌声はおろか、ほとんどの演奏音がノイズに埋もれてしまう・・・

ゴォォォーーー。

(ここで、NCスライダーをMAXの12に・・・)

電車の走行音は大きな重量感あるものから軽くシャープな音に変わり、構内の空間を支配していた大量の雑音(騒音)は完全に遮断されます。

ノイズに埋もれていた"ひまわりの約束"は、穏やかなアコギの一音一音とともに「どぉ~して~、君は泣くの~」と歌詞までしっかりハッキリ近くに聴きとれるレベル!

これまでいろんなメーカーのイヤホン/ヘッドホンを試聴してきましたが、NC技術についてはボーズが頭ひとつ抜きんでています。

NC機能付きワイヤレスヘッドホンでは Parrot Zik も所有していますが、NC性能では完全にボーズが上。(Parrot Zikはデザインやコンサートホールエフェクトでの臨場感などが素晴らしいです。)

 

次に地下鉄車内での消音効果はどうか?スライダーを回して6~7段階のところで、まず車両のモーター音など低音域の雑音が消音されます。さらに10段階くらいまで回していくと電車の走行音まできれいに遮断。かなりの静寂を感じられます。QC20同様、人の話し声は比較的聞こえやすい設計になっていますが、大きめの話し声も遠くで微か聞こえる程度。小さな音量で音楽を流すと、その話声もほとんど聞こえなくなります。

NCレベルを下げれば、ほどよく周囲の雑音を消しながら車内放送もハッキリ聞きとれます。

こうやって実際に使ってみると、周囲の音を完全に遮断するのではなく「人間が活動するうえで不必要なノイズに焦点を絞って徹底的に消音させる」というボーズのこだわりを垣間見ることができます。

他にも国道246号線沿いの歩道や首都高の高架下を歩きながら、車の中(一般道、高速道路)、大型スーパーの店内などでQC30の消音効果を試してみましたが、騒音が大きい場所ほどNC効果を顕著に体感することが出来ました。風の強いビーチでは風の音が遮断され、波音だけをバックにお気に入りの音楽を楽しむことができます。

「サーーー」というホワイトノイズもQC20から大幅に低減されています。

 

クラストップレベルのサウンド

QC30はサウンドも素晴らしいです。同価格帯のイヤホンの中ではトップレベルの音質ではないかと思います。プロフェッショナルや一部のコアなオーディオマニアを除いた一般ユーザーであれば、万人が満足できる水準の高音質なサウンドを堪能できます。

ワイヤレスでもボーズ特有の濃厚な中低音域は健在で、特にEDMやHIP-HOP系の音楽との相性は抜群。例えばZeddの「Beautiful Now」のサビなどでは、これでもかと言うほど迫力の重低音を心地よく楽しむことができます。もちろん高音域の伸びも素晴らしく、ポップスやR&B、ジャズなどあらゆるジャンルの音楽にもフィット。スローナンバーでは、ピアノやストリングスの一音一音までボヤかすことなく驚くべき情報量をもって、鮮明にすべての音をしっかりと聞かせてくれます。

ワイヤレスの高音質化を背景に、今後はワイヤレスヘッドホンの普及が急速に進んで「ヘッドホンはワイヤレスが当たり前」みたいな時代がやって来るのかもしれません。

 

iPhoneとの相性もグッド!

iPhone7/7Plusからイヤホンジャックがなくなり、ワイヤードのヘッドホンやイヤホンを使用するためにはLightningコネクターからDAコンバーターを経由して接続する必要があります。そんなiPhone7/7PlusにはBlueTooth接続のワイヤレスイヤホンがベストマッチです。先日Apple純正のAirPodsが発売されましたがノイズキャンセル機能はありません。iPhone7/7Plusユーザーがノイズ多きこの世界で純粋に音楽に没頭したいのであれば、QC30が現時点でのベストチョイスではないでしょうか。

もちろんQC30ではAirPods同様、ハンズフリーでの通話も可能です。通話用に風切り音や周囲の雑音を低減するデュアルマイクを搭載することにより、双方の音声をより自然にはっきりと聞き取れるような工夫が施されています。通話方法は至って簡単。電話がかかってきたらリモコン中央のマルチファンクションボタン(音量+と-の間のボタン)を1回押すだけ。切るときも同じボタンをもう1回押せばOKです。

 

 

英語リスニングやオーディオブックにも最適!

QC30は音楽だけでなく、英語のリスニングやオーディオブックとの相性もいいです。ぼくは毎朝の通勤時間で英語のリスニング教材と英語ラジオアプリを聴くことを習慣にしていますが、ノイズキャンセルレベルMAXで周囲の雑音を完全遮断してリスニングに集中しています。雑音の大きい駅構内や地下鉄車内でリスニング教材を聴こうとしても、再生時間の半分くらいはノイズや車内アナウンスに埋もれてしまい、音源自体を耳で捉えることすらできません。片道の通勤時間を30分、年間の通勤日数を少なめに見積もって200日と仮定しても1年間で100時間、その半分にあたる50時間の学習時間を毎年無駄にしていることになります。この時間浪費は非常にもったいない。QC30は英語の学習効率向上にも一役買ってくれています。1年もQC30を使い倒せば、投資回収できるんじゃないでしょうかw

 

まとめ

QC30はこれまでワイヤレスイヤホンを使ったことがない人や、ワイヤレスでも音質にこだわって音楽を楽しみたいという人にオススメしたいイヤホンです。ノイズに溢れかえったこの世界に静寂をもたらし、音楽やオーディオブック、英語学習に没頭できるあなただけの空間を創り出してくれるでしょう。

最後に Bose QC30のオススメの楽しみ方をひとつ。

ノイキャンレベルMAXにして自然環境音アプリをオンに。都会のカフェにいながら、森林の中にいるかのような不思議な感覚が味わえますよw

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